子宮内膜症と子宮筋腫は、どちらも子宮の病気ではありますが、全く異なる病気です

■子宮内膜症

子宮内膜症は、子宮の内膜によく似た細胞が、子宮以外のところに発生して育ってしまう病気です。

子宮内膜症の原因は、未だはっきりと解明されていません。また、子宮内膜症には数種類の発生場所があり、それぞれ症状が異なります。

例えば、月経時に排出されるはずの子宮内膜が体内にとどまり、別の箇所へ癒着してしまい、子宮内膜症となるケースもあるようです。

■子宮筋腫

子宮筋腫は、子宮内の筋肉の壁に生じる良性の腫瘍(こぶ)のことです。30歳以上の女性の3分の1に発見されると言われています。

筋腫は様々な箇所にあるもので、その箇所によっては特に何も症状が見られない場合も多いです。そのため、筋腫が良性で、大きくなっていても悪影響さえ無ければ、手術は行いません。

筋腫が大きくなると、下腹部のしこりを自覚できるようになったり、過多月経や過長月経になったりします。症状がひどくなり、かつ悪性の場合は、急いで治療する必要があります。