子宮筋腫とは、子宮の筋肉部分にできる良性のコブ(腫瘍)のことです。なお、子宮がんは悪性の腫瘍で、子宮筋腫とは別物です。

子宮筋腫ができる原因は未だ明確に分かっていません。ただし、女性ホルモンや遺伝が関係しているらしいと考えられています。

「良性」ですので、多くは特別問題があるというわけではありません。他の臓器に転移する可能性は極めて低いです。

しかし放置していると徐々に大きくなる傾向があります。特に女性ホルモンの分泌が活発な時期には、腫瘍が成長することが多いようです。

反対に、女性ホルモンの分泌が減少する閉経後の女性は、筋腫が徐々に小さくなる傾向があることが分かっています。悪性腫瘍は年を取るにつれて発症の可能性が高まりますので、対照的です。30代、40代の女性の発症が多いことからも、子宮がんとは違った発症メカニズムがあると考えられています。

子宮筋腫が大きくなって、下腹部にしこりが出来たり、筋腫が原因で過多月経や過長月経になった場合などには、手術で取り去ることもあります。

その一方で、子宮筋腫の自覚症状が全く無く、そのまま一生を終える女性もいらっしゃいます。