チョコレート嚢胞(のう胞)の治療方法は、一般的には次のとおりです。

薬物療法

チョコレート嚢胞の状態を診察した結果、手術の必要がないと判断された場合には、子宮内膜症の治療と同様の薬物治療が行われます。

ホルモン治療薬を使用することで、チョコレート嚢胞が大きくなるのを抑えます。抑えるだけですので、根本的な治療とは言えません。

アルコール固定術

アルコール固定術とは、膣から卵巣に針を刺して、溜まっている血液を吸引し、洗浄した後でエチルアルコールを注入して、十数分後に取り出すという方法です。

チョコレート嚢胞を無くすことは可能ですが、他の部位に癒着していたり、子宮内膜症が発症している場合は、手術が必要になるでしょう。

手術療法

医師が手術が必要だと判断した場合は、手術をするのが一般的です。腹腔鏡による手術や開腹手術が行われます。

腹腔鏡による手術とは、腹に小さな穴を開けて病巣を取り除く手術方法です。

開腹手術は、恥骨の辺りを10センチほど切って病巣を切り取る手術です。場合によって卵巣摘出や子宮全摘も行います。