子宮頸がんは、子宮の入口の部分(子宮頸部)にできるがんです。
子宮頸がんの患者の約4割が40代ですが、10代、20代の若い女性にも多いがんです。

原因の一つとして、ヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの一種が関わっていると考えられています。
HPVは、性経験のある女性であれば2人に1人以上が生涯で一度は感染すると言われています。
つまり、子宮頸がんになりやすい人は、性体験が多い人、出産・妊娠の経験がある(または多い)人と考えられます。

子宮頸がんの初期症状はありませんので、気付くことはまずありません。
進行するにつれ、性交渉後の出血、生理以外の不正出血などが現れます。
気付かずに放置していると命に関わることもあります。

子宮頸がんが進行している場合、手術で子宮や子宮の周りにある臓器を摘出することになる場合もあります。
この場合には妊娠することができなくなってしまうでしょう。
妊娠を希望しない女性でも後遺症に悩まされることがあります。

早期発見であれば、子宮の入口の一部のみを切除する手術で済みます。
治癒率は高く、妊娠出産も可能です。

定期検診を受けることで、早期発見、早期治療をすることは可能ですので、女性なら年1回は検査を受けることをおすすめします。

子宮頸がんの検査は「細胞診」という、子宮頸部の細胞を綿棒のようなもので軽く擦って採取して、がん細胞の有無を確認するという簡単な検査です。
痛みは無く、麻酔不要の検査です。