卵管閉塞の検査方法としては、次のようなものがあります。

子宮卵管造影検査

子宮卵管造影検査(HSG)は、卵管閉塞を調べるために一番多く行われている検査方法です。

子宮口にカテーテルという特殊な管を入れ、造影剤(ヨード)を注入してレントゲン(X線)撮影を行います。
造影剤はX線に反応して白く写りますが、卵管が詰まって造影剤が入らなかったところは黒く写るのです。
これによって卵管の詰まっているところ、細くなっているところ、子宮の状態が分かります。

通気検査

通気検査は、二酸化炭素を一定の圧力をかけて注入し、卵管が閉鎖していないかを調べる検査方法です。
二酸化炭素を送りながら、お腹の上から聴診器で音を聴いて、閉塞状態を調べます。

通水検査

通水検査は、生理食塩水を一定の圧力をかけて注入し、卵管が閉鎖していないかを調べる検査方法です。
癒着が軽度の場合、この検査によって閉塞状態が改善することもあります。

腹腔鏡検査

卵管の疎通性を回復させる手術を希望される場合、腹腔鏡検査で肉眼的に確認することがあります。
この検査で、卵管周囲の癒着があるかどうかを確認します

腹腔鏡検査を行うのは、卵管閉塞の原因が感染症や子宮内膜症である場合、卵管周囲癒着も併発している可能性があるためです。

腹部に1センチくらいの穴を開け、そこから腹腔鏡(お腹の中を見ることができる内視鏡器具)を入れて腹部内腔を観察します。