卵管閉塞の手術は、卵管の詰まりを治して通過性を回復させる手術となります。
代表的な手術方法は「卵管鏡下手術」です。

卵管鏡下手術(卵管鏡下形成術、FTカテーテル治療)

卵管鏡下手術は、先端が膨らんだようになっている細い管(バルーンカテーテル)を膣から挿入して卵管に通し、卵管の詰まっている場所でバルーンをふくらませ、閉塞や癒着を取り、通過性を回復させるものです。

この卵管鏡下手術は、子宮に近い側の卵管に有効です。
卵巣に近い側の卵管を治療する場合は、お腹に小さい穴を開けて手術する「腹腔鏡手術」を行います。

なお、卵管鏡下手術は健康保険が適用になります。

通水治療

通水治療は、卵管閉塞の症状が軽い場合に実施されることがあります。
子宮の入り口からカテーテルを挿入し、食塩水などを注入し、その圧力で卵管を開通させます。

卵管閉塞で手術を望まないケース

自然妊娠を希望する人は、以上のような卵管の詰まりを治療する手術を選ぶでしょう。
しかし、体外受精での妊娠を希望する人、妊娠を望まない人は、他に病気がない限り、無理して手術する必要はありません。
症状や年齢なども考慮して、配偶者や医師とよく相談して決めた方が良いと思います。

なお、手術しても卵管閉塞が再発する可能性はあります
また、手術後に卵管の通過性が回復する確率は70%程度と言われています。