PMS(月経前症候群)の症状が軽い場合は、特に治療をする必要はありません。生活習慣や食生活を改善するだけでも、十分に効果があります。

食生活に関しては、次のようなことを心掛けましょう。

  • 塩分、アルコール、カフェインを控える
  • ビタミンB群、カルシウム、マグネシウムを多めに摂る

また、好きなハーブティーやアロマを使ってリラックスすることは、PMSの精神的症状の改善に効果的でしょう。

症状が重い場合は病院へ

しかし、症状が重い場合は、無理せずに病院(婦人科、心療内科)を受診してください。

病院では主に薬物療法を行います。一般的な薬物療法は、低用量ピルを使ったホルモン療法です。

ピルというと避妊の薬というイメージが強いかもしれませんが、女性ホルモンの働きをなめらかにして、不快な症状が出るのを防ぐ作用があります。

また、頭痛や腰痛が酷い場合は、その症状に合わせて鎮痛剤を、精神的に不安定な場合は安定剤抗うつ薬を処方する場合もあります。むくみのひどい場合は利尿薬を使うこともあります。

病院の薬が強過ぎる人の場合は、漢方を処方することもあります。漢方には即効性がありませんが、長く飲み続けることによって体質を改善して、症状を緩和させることが可能です。

市販のPMS治療薬もあります

数年前からドラッグストア(薬局)でPMS治療薬が発売されています。ゼリア新薬「プレフェミン」という薬です。

プレフェミンは「チェストベリー」という西洋ハーブを使った「要指導医薬品」です。チェストベリーを含む健康食品は以前から売られていますが、一般用医薬品としては、日本ではプレフェミンが初めてだそうです。
ゼリア新薬プレフェミン 公式サイト